経営方針「尻軽・腰軽・足軽」
イチコンの経営方針は「尻軽・腰軽・足軽」です。
当社の経営方針は「尻軽・腰軽・足軽」です。このフレーズを聞いた方の多くはその語感の面白さに笑う方が多いのですが、当社はそれぞれに意味をこめてこの経営方針を決定しました。本記事では、この経営方針の意味と、それが当社の経営コンサルティングにどのように活かされているのかをご紹介します。
「尻軽」── 最新トレンドを即座に取り入れる姿勢
「尻軽」という言葉は、一般的には軽薄で交際相手をすぐ変える女性のことを指しますが、当社ではこれを「経営や技術の最新トレンドに素早く乗る」ことを美徳とする意味で使用しています。
経営コンサルティングを行う以上、最新の経営ノウハウや技術トレンドを常にキャッチアップし続けることは不可欠です。しかし、多くの人間は自分の慣れ親しんだフィールドで戦おうとし、新しい知識を積極的に取り入れることを避けがちです。その結果、古い知識に固執し、時代遅れになり、いずれは「老害」と言われるようになります。
コンサルタントとしての価値を維持し続けるためには、既存の知識に安住せず、新しい情報を積極的に取り入れる姿勢が不可欠です。当社は常に「尻軽」であり続け、新たな価値をクライアントに提供し続けます。
「腰軽」── 迅速な対応で信頼を築く
「腰軽」とは、お客様からの声に対して素早く対応することを意味します。「腰が重い」という言葉があるように、慎重すぎる意思決定や対応の遅さは、クライアントとの関係を損なう要因となります。
士業やコンサルティング業界では、どうしても「堅苦しい」「相談しづらい」「とっつきにくい」というイメージを持たれがちです。しかし、こういうイメージを維持しては企業名「イチコン」の由来である「一番に相談されるコンサルタント」の達成はおぼつきません。クライアントが困ったときに、すぐに相談できる存在であることが重要です。
無理な相談であっても、一旦は駆けつけ、話を聞き、真剣に考える。これが当社のスタンスです。迅速な対応を通じて、クライアントとの信頼関係を築き、最適な解決策を提案することを心がけています。
「足軽」── 現場主義を貫く覚悟
「足軽」とは、戦国時代において最前線で戦う兵士のことを指します。当社では、この言葉を「現場の泥をかぶりながら、最前線で仕事をする覚悟」として捉えています。
コンサルタントというと、机上の空論を語るだけの職業だと誤解されることがあります。しかし、実際には地道なデータ収集、統計分析、ヒアリング調査といった作業が不可欠です。また、解決が困難な問題に対しても、粘り強く取り組み、クライアントと共に解決策を模索し続けることが求められます。
当社は、単なるアドバイザーではなく、クライアントと共に汗をかき、実践を重視するコンサルティングを提供します。「足軽」として、一兵卒のように現場に立ち続ける姿勢こそが、当社の信念です。
おわりに
この三つの指針を貫きながら、当社はクライアントの経営課題に真剣に向き合い、最適なサポートを提供していきます。これからも、「一番に相談されるコンサルタント」として、全力で取り組んでまいります。