事業再構築補助金が再開

事業再構築補助金の公募が半年ぶりに再開しました。枠を減らす、抜本的な見直しを行うなどの発言がありましたが、若干要件変更はありましたがほぼ全ての枠が実質的には残る形になりました。また募集が休止中だった「サプライチェーン強靭化枠」が公募再開されるなど、むしろ拡充という形になった事業再構築補助金です。

不安なのは、何社が採択されるのか

事業再構築補助金は、補助金の平均単価が2,000万円と大きな補助金です。また補助金を支払うための貯金である「基金」の残高は1,500億円ほど。あと7,500社の採択を終えるといよいよ終了です。もっとも、今後政府の方で予算を追加しますということがあれば別ですが。

また、1回で7,500社を採択するのではなく、2回、3回に分けて採択するということも考えられます。その場合一層採択率が低くなるということも考えられます。ここは読めないところです。

審査基準が変わった

最も変わったところは審査基準です。全体的に厳しくなったほか、審査基準が完全に見直され全く別物になっています。これまではしっかり事業化できるのかということを中心に審査がなされていましたが、今回は全体的に補助金を投入するにふさわしいものか、という観点が重視されているように思います。

なお、10回・11回公募で不採択だった会社だけが事前着手（交付決定前に補助事業を始めること）が認められており、事前着手制度は今回を最後に廃止されます。

事業再構築補助金の申請サポートはイチコンへ

審査基準が変わったという点に気付かず、これまで通りの計画策定支援を行うコンサルタントが続出しそうな今回の公募、新しい視点から支援を行うイチコンへ是非とも支援をご依頼ください。